次の相手はロップイヤーラビットのクリムト、前回の話で出たお嫁さんをもらい損なったウサギくんです。このウサギはアメリカおでぶネコに比べたら小さいのですが日本のネコぐらいはあるので、アメリカおでぶモルのぷりんといえども太刀打ちできない大きさです。しかし動物園で同種のウサギがモルモットと一緒にされているのを見た事のある飼い主と友人は、2匹のほのぼの関係を夢見ていたのでした。
しかし大きさ以外にも問題はありました。このクリムト、白くて動くものを襲うという恐ろしい習性があったのです。これは友人が白いぬいぐるみをけしかけて遊んでいたたまもの(?)ですが、体半分白いぷりんにとってこれは脅威です。
よって2匹はチンチラ戦の時よりも厳しい監視の元に放たれました。危険がありそうならばやめておけばとお思いでしょうが、あの夢のふれあい広場の風景を自宅で見られるかもしれないのに我慢できる人がいましょうか!?
しかしクリムトはぷりんに全くの無関心。ぷりんの関心はもとより食べ物にしか向いていません。よって惨事もない代わりにほのぼのも無し。ふとクリムトがぷりんに近付くことがあっても、何かあっては!と引き離されてしまうのでした。2匹の関係はやはり『ほのぼの』よりも『どきどき』なのです。
…こんな勝負をしつつ、初めてのお泊まりは終わりました。ぷりんはそののあまりの食べっぷりに、友人に心配されながら帰ってきました。食い意地だけは圧勝だった様です。…そうか、ウサギよりも食べるのか……。